Googleは米国時間11月2日、ニューヨークで開催した「Google AI」イベントで、同社の言語モデル「LaMDA」(Language Model for Dialogue Applications)を活用する執筆ツール「Wordcraft」のプロトタイプについて説明した。13人のプロ作家と協力し、Wordcraftを使って短編小説のサンプルを執筆してもらったという。 Googleは2021年にLaMDAを発表し、「ユーザーと会話できる対話エンジン」を目指すものだとしていた。Wordcraftプロジェクトは、LaMDAによるフィクションのテキスト生成を模索するものだ。「WordTune」や「Grammarly」などの既存のテキストツールとは異なり、Wordcraftは、綴りを直して表現を改善するだけでなく、物語を作り上げる手助けをすることを目的としている。 以下は、ネビュラ賞にノミネー