米マイクロソフトが「Build 2017」で発表した新しいクラウドNoSQLデータベース「Azure Cosmos DB」。Microsoft Azureの世界40リージョン(計画中6カ所を含む)にデータを分散保存し、分散された各リージョンのデータが一貫性を保って利用できるように設計されている。 もともとは、マイクロソフトが自社のアプリケーションをグローバルに提供するために、社内向けに2010年頃から開発してきたものだ。世界中のリージョンから同時に書き込まれたデータに、最寄りのリージョンからアクセスできるため、応答性の高いアプリケーションを構築することができる。 Build 2017で紹介されたCosmos DBの次の特徴について、日本マイクロソフトクラウドプラットフォーム技術部 テクノロジースペシャリストの廣瀬一海氏(デプロイ王子)に一問一答形式で教えてもらった。 惑星規模でスケール マ