「セキュリティをはじめとするIT投資のための稟議がなぜ通らないのか」「通すためにはどんな工夫が必要なのか」を考えるイベント、「『セキュリティよりもデータ活用に投資しろ』といわれたら?経営陣を納得させるセキュリティ投資の説得術」。ここでアサヒグループホールディングス株式会社の清水氏が登壇。まずはアサヒグループホールディングスのビジネスとITの現状を話します。 自己紹介 清水博氏(以下、清水):アサヒグループホールディングスの清水と言います。私自身はもともとある意味この酒類業界の人間ではなくSIにいた人間で、私も若い時はとにかく本当にもうゲーム業界に行きたくて、プログラミングなどの学習をよくしていました。そういう意味ではSIの領域に足を踏み入れましたが、ひょんなことにいろいろな機会があり、こういった消費財メーカーに来るきっかけになりました。 そのため、実態としてITきっかけでアサヒにいるわけで
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