👈応援クリックよろしくお願いします! 私は、広島(ヒロシマ)が好きではない。広島駅には何回か降りたことはあるが、市内観光をしたことはない。ましてや、原爆ドームなど見たこともない。何故か?ヒロシマの原水禁運動は、自己批判的な思想運動だったからだ。「自己批判的」とはどういうことか?「過ちは繰り返しませぬから」とかいう碑文を批判してきたのは、自民党や保守陣営だった。誰が、誰に、「過ちは繰り返しませぬから・・・」と言っているのか。「過ち」とは何か。私は、若い頃、反戦平和主義の殿堂のような、自信満々の「ヒロシマの思想」に賛同できなかった。 当時、私は、『聴け、わだつみのこえ』(岩波文庫)を批判していた小林秀雄の熱心な読者だった。私は、ヒロシマにも同じものを感じていた。先日のケリー国務長官のヒロシマ訪問にも違和感を感じた。郷里の自慢の観光地を案内するかような岸田外相(自民党)の嬉々とした態度にも、同