ITの注目キーワードとなっている「クラウド」や「モバイル」。これらに関連する製品やサービスを導入する際に、企業のセキュリティ管理者が講じるべき留意点はどのようなものか。ガートナーのアナリストが講演で語った。 企業ITの分野でここ数年の注目キーワードとなっているのが「クラウド」や「モバイル」だ。こうしたキーワードに関連する製品やサービスを企業が本格導入する際に、セキュリティ管理者はどのような対策を講じるべきだろうか。Gartnerが国内で初めて開催したカンファレンス「セキュリティ&リスク・マネジメント サミット」では、ガートナージャパン リサーチ ディレクターの石橋正彦氏がポイントを紹介した。 セキュリティインシデントが複雑化 最近のセキュリティインシデントの特徴について、石橋氏はインターネットサービスやモバイルの普及がリスクを複雑化させ、その影響範囲も当事者が事態を収束できない規模に広がる
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