経済産業省は、「IoTセキュリティ・セーフティ・フレームワーク案」を策定した。パブリックコメントを実施し、国内外から広く意見を募集する。 同省では有識者によるタスクフォースを設置。「Society 5.0」「Connected Industries」において、データの信頼性を確保する必要があり、リスク対策が求められるとして同フレームワークを取りまとめた。 同省では、あらたな産業社会でセキュリティを確保するため、「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク(CPSF)」を2019年4月に策定しているが、同フレームワークにおいてフィジカル空間の「第1層」とサイバー空間をの「第3層」が接続される「第2層」に着目。 フィジカル空間とサイバー空間を接続するIoT機器や関連システムは、多様な環境で利用されることが想定されるが、これらにおいてデータのやりとりに信頼性の確保が求められると指摘。