前回設定した OpenSSO の 「SAML2 サンプル」 を使って、SAML 2.0 によるアイデンティティ・フェデレーションと、同じくフェデレーテッド・シングル・サインオン (SSO) の動作を確認してみます。 図1 SAML2 サンプルを実行する前に、本稿では tcpmon (TCP モニタリング・ツール) を GlassFish の前段に導入し、 Web ブラウザと OpenSSO インスタンスとの間、および OpenSSO インスタンス同士 (IdP (アイデンティティ・プロバイダ) と SP (サービス・プロバイダ)) の間でやりとりされる、 HTTP リクエストとそのレスポンスを採取できるようにします。 手順は以下の通りです。 GlassFish 側でリッスンするポート番号の変更 tcpmon のインストールと起動 GlassFish 側でリッスンするポート番号の変更 前回設