シンクライアントを実現する方式は主に4種類あり,方式ごとに実装形態が異なる。分類のポイントは,「アプリケーションの処理を実行する場所」「アプリケーションの共有形態」「端末側が搭載するモジュール」──の3点である。 方式(1):サーバー・ベース 歴史が長く,最もポピュラーなシンクライアントの実現法が「(1)サーバー・ベース」方式(図1)である。この方式では,アプリケーションの処理をサーバー側で実行し,サーバーから送られてくる画面データの再生成処理などを端末側で行う。アプリケーションはサーバーにインストールしておき,Windows Terminal ServicesやCitrix Presentation Serverなどの機能を利用して複数ユーザーで共有利用する。 端末は,Windows XP Embeddedを格納したフラッシュ・メモリーを搭載し,Terminal Serviceクライアン
分譲マンションなどを手がける総合地所は今年9月をメドに、150台のシンクライアントを導入する。これまで1人1台で使用してきたパソコンを原則、撤廃する。CD-ROMを使用する業務がある担当者向けなどに数台残すのみとなる。「クライアント管理の手間を軽減させたい」と、システムを担当する山室和信企画部長は期待する。 端末はサン・マイクロシステムズの「Sun Ray 2」、サーバーは日本ヒューレット・パッカードの「ProLiant DL360」を合計8台使用する。Windows Server 2003が備えるターミナルサービス機能を利用して、合計150台分のパソコン環境をサーバー上に構築。アプリケーションの画面データをSun Ray用サーバーを経由して端末に送信する。構築はSun Ray関連はサン・マイクロシステムズ、Windows関連は富士ゼロックスが担当する。 総合地所はパソコン撤廃に向け、15
日本のオラクル・コミュニティが一堂に会するプレミア・イベントにぜひご参加ください。新しいスキルを身に付け、業界エキスパートと交流し、複雑なビジネス課題を解決するためのソリューションを発見しましょう。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く