バイラル、英語でウイルスのように拡散するという意味ですが、このことばを冠した「バイラルメディア」が今、アメリカで急速に利用者を増やしています。 既存のメディアを圧倒するその勢いの秘密はどこにあるのか。アメリカ総局の芳野創記者が解説します。 バズフィードの主力「リスト記事」 バイラルメディアの代表格、アメリカの「バズフィード」。インターネット上で話題になっている記事や映像を編集して提供しています。 サイトには、「爆笑」「なんてことだ!」「かわいい」といった感情を表すボタンが並んでいます。その日の気分に合わせて読みたい記事を選べるようになっています。 例えば「爆笑」を選ぶと、出てきた見出しは「ケチャップが大好きな19人がやっている異常なこと」。記事の中では、チーズにケチャップをたっぷりとかけた料理や、ファストフード店のトレーをケチャップをだらけにしてフライドポテトを食べる男性など、異常だ
子ども哲学は、アメリカの哲学者であるマシュー・リップマンによって、すでに70年代に始められました。彼は、哲学対話は二つの観点から有効だと指摘しています。ひとつは対話によって思考力が育ちます。もうひとつは、「探求の共同体」をつくることによって、人間関係の絆が深まり、シチズンシップが育つというものです。いや、そんな効果以前に、自由な対話は何よりもまず楽しいのです。 今回訪れたハワイ大学のジャクソン教授は、80年代半ばに小学校で哲学教育を試みはじめ、現在では、ホノルルを中心として初等・中等教育のさまざまな教室の中に導入することに成功しています。ホノルル小学校では、「子ども哲学」という名前の科目がありますが、私が訪問したカイルア高校やアイエア中学では、英語、歴史など通常の科目の中に哲学対話の要素を取り入れています。ホノルル小学校では、「哲学的思考は、自分の目標を追求し、世界をポジティブに変化させる
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