2015年の新幹線開業に伴い金沢市が開催するフルマラソンの検討委員会は10日、コース案を決定した。 ■兼六園・・香林坊・・田園風景・・新都心 コースは広坂通りをスタート地点とし、7つのゾーンを通過し、県西部緑地公園をゴールとする42・195キロ。 兼六園や金沢城周辺を回る「歴史的景観ゾーン」に始まり、片町や香林坊を通る「中心市街地ゾーン」、医王山の展望を楽しむ「新動脈・山側幹線ゾーン」、金沢大学や北陸大学周辺の「学生のまち文教ゾーン」へとつながる。 中盤からは下り坂となり、金沢の町家をめぐる「旧街道まちなみゾーン」、広々とした田園風景をめぐる「白山連峰を望む田園ゾーン」を通る。最後は金沢駅西側で「駅西新都心ゾーン」を通過する。「金沢の魅力を満喫し、リピーターにつなげること」と「参加者と市民が触れ合えるにぎわいのある大会」を基本理念としたという。 金沢市下本多町の金沢歌劇座で開かれた検討委員