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ブックマーク / pha.hateblo.jp (62)

  • 中年以降の人生を考えるための5冊 - phaの日記

    今までずっと、ひたすらラクなことや楽しいことだけをやって生きていきたいと思っていたのだけど、40歳を過ぎた頃から、今までのやり方ではいろいろと行き詰まってくるようになってきました。何をやってもそんなに楽しくない。これからの人生はずっと下り坂が続いていくのだろうか。人生、長過ぎるな……。 そんな感じの中年で思ったあれこれについて書いた新刊が6月5日に出ます。僕の今までの人生を総括するようなになったと思います。 パーティーが終わって、中年が始まる 作者:pha幻冬舎Amazon 目次 の発売にともなって、「中年以降の人生を考えるための選書フェア」として、僕が好きなを5冊を選んでみました。初めての中年や老年を、先人たちの知恵を参照しながらなんとか生き抜いていきたいと思っています。 この選書は、僕がスタッフをやっている東京・高円寺の蟹ブックスという書店で展示する予定です。この内容(選書・コメ

    中年以降の人生を考えるための5冊 - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2024/05/16
  • 面白かった本2023 - phaの日記

    今年もなんとか年末までたどり着きましたね。毎年書いている今年面白かったを紹介する記事です。 今年は屋(蟹ブックス)で働き始めたということもあって、今までよりも幅広いを手に取った一年だったように思います。あと、去年はなぜか短歌くらいしか読めなくなっていたけど、今年はエッセイとかをまた楽しく読めるようになってきました。うれしい。エッセイを書く気力もわりと戻ってきたので、2024年はまたエッセイを出したいなと思っています。まあ、できる範囲でやっていきたいですね。無理せず、死なないように。 マンガ 鶴崎いづみ『私のアルバイト放浪記』(観察と編集) 大山海『令和元年のえずくろしい』(リイド社) 大白小蟹『うみべのストーブ』(リイド社) 坂上暁仁『神田ごくら町職人ばなし』(リイド社) 岩波れんじ『コーポ・ア・コーポ』(ジーオーティー) 新井英樹『SPUNK - スパンク!』(KADOKAWA

    面白かった本2023 - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2023/12/28
  • ツイッターの「おすすめ」に慣れてきた - phaの日記

    一時期はあんなに嫌いだった、ツイッターの「おすすめ」タイムラインに、だんだん慣れてきてしまった。 ツイッターにはもともと、フォローしている人のつぶやきが時系列順に並ぶという、一種類のタイムラインしかなかった。 ところがあるときから、ユーザーの好みに合わせてツイッター社がおすすめするつぶやきが並ぶタイムラインが登場した。これが「おすすめ」タイムラインだ(英語では「for you」)。 最初は、「おすすめ」なんて全く要らない機能だと思っていた。 「おすすめ」だとフォローしていない人の興味のないつぶやきが流れてきたりするのがストレスだった。時系列順に並んでないと理解できないつぶやきが意味不明になるのも嫌だった。 ツイッター社は「おすすめ」をやたらとおすすめしてきたのだけど、余計なことをするな、と反感を持っていた。 自分の見たいものは自分で決める。おすすめアルゴリズムなんかに決められたくない。 ツ

    ツイッターの「おすすめ」に慣れてきた - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2023/03/28
    わかる
  • 面白かった本2022 - phaの日記

    毎年年末に書いている、今年面白かったを紹介する恒例の記事です。 去年の11月に『人生の土台となる読書』というブックガイドのを出したんですが、去年はそのを書くために大量のを読みまくってたせいで、書き終わったあと、しばらく反動で「を全然読みたくない……」という状態に陥っていました。 その時期が11月くらいまで続いていたので、ちょっと今回は少なめです。漫画はあいかわらず読んでいたので漫画を多めにしました。あと文章が読めない時期も短歌は読めたので、歌集もいくつか。そんな感じでお送りします。 漫画 縞野やえ『服を着るならこんなふうに』 カレー沢薫『ひとりでしにたい』 あちゅむち『エロティック×アナボリック』 入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』 安島薮太『クマ撃ちの女』 うすくらふみ『絶滅動物物語』 高橋ツトム『JUMBO MAX』 香山哲『プロジェクト発酵記』 エッセイ、ノンフィクションなど

    面白かった本2022 - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2022/12/31
  • 最近文章が書けなくなった - phaの日記

    正確にいうと、書く意欲が湧かなくなった。 僕は、ネットとかにあれやこれやの思ったことを書き続けていれば人生はなんとか進んでいくだろう、と思って今までやってきた人間なので、書けなくなるのは困る。これからどんなふうにやっていけばいいんだろう。 なぜ書けなくなったのだろうか。いろいろ思い当たることはある。 ・大体書きたいことは書いてしまった ・長く書き続けてきたので自分の書くことに飽きてきた(会社をやめてブログを熱心に書き始めてから15年、最初にを出してから10年) ・シェアハウスをやめて一人暮らしになったのでいろんな情報にさらされる度合いが減った(最近はテレビとかよく見ていて普通になった) ・ネット全体の雰囲気が自分に合わなくなってきた ・40代になっていろいろエネルギーが減ってきた かつての自分は、ツイッターに断片を書き散らす→そういうのがある程度まとまったらブログに書く→もっとまとまった

    最近文章が書けなくなった - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2022/11/10
    吉田に立てこもって本書こう
  • 「俺はもうだめだ」という気分 - phaの日記

    昔に比べて文章が下手になってしまった、と思う。 以前はもっと、スッと意味の通るわかりやすい文章が一発で書けていた。それが今では、なんだかもたもたした、わかりにくい文章しか出てこなくなっている。 何度も見直して書き直せば、わかりやすい文章を作ることはできるのだけど、昔に比べて余計な手間がかかるようになった。 これは四十代になって、加齢の影響が出てきたということだろうか。多分そうなんだろう。 僕は二十代の頃から「全てがだるい」と言っていたけれど、今思うとその頃は今より全然元気だった。 あの頃は毎日のように面白いアイデアを思いついていたし、たくさんの人と会って話したりする元気もあったし、を読んで感動をすることも多かった。 今は、体力は落ちたし肩こりもひどくなった。頭の回転も悪くなったし、感受性も鈍ってきた。自分の中にあった良いものはすっかり失われてしまったし、今後もさらに衰えていく一方なのだろ

    「俺はもうだめだ」という気分 - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2022/02/12
  • どうせ俺らは早く死ぬ - phaの日記

    このあいだ編集者の人と原稿の打ち合わせをしていたのだけど、いいアイデアが全く出てこなかった。 若い頃は人生の中で面白いことやワクワクすることがたくさんあったから、感じたことをそのまま書いていけばよかった。だけど、40代に入ったくらいから、心が動くことがあまりなくなってしまった。そうすると何を書けばいいかわからなくなった。若さの終わりを感じる。もう、自分に書けることはなくなってしまったんじゃないだろうか。 そんなことを思ったままに話すと、編集のTさんは「では、そういう気持ちをそのまま書くのはどうでしょうか」と言った。 「過ぎ去った若さについて書くとしても、50代になってから書くと、もう完全に枯れきった感じの遠い目線になってしまうと思うんですよ。でも、40代初めの今ならまだみずみずしい喪失感を書けるんじゃないでしょうか」 確かに、それはそうかもしれない。それは今しか書けないことな気がする。 4

    どうせ俺らは早く死ぬ - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2022/02/05
  • 面白かった本2021 - phaの日記

    毎年書いている、今年読んで面白かったのまとめです。 今年はブックガイド人生の土台となる読書』を出したので、その関連の読書が多かったかも。マンガは『このマンガがすごい!2022』でも審査員として選んでいるので、そちらもよかったら見てみてください。 では行きます。 をのひなお『明日、私は誰かのカノジョ』 星来『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』 増村十七『バクちゃん』 ネルノダイスキ『いえめぐり』 上野千鶴子・鈴木涼美『往復書簡 限界から始まる』 荻原魚雷『中年の棚』 TVOD『ポスト・サブカル焼け跡派』 植一子『ある日突然、目が覚めて』 最果タヒ『パパララレレルル』 三田三郎『鬼と踊る』 佐藤文香『菊は雪』 松村圭一郎他『働くことの人類学【活字版】』 ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』 江永泉、木澤佐登志、 ひでシス、役所暁『闇の自己啓発』 劉慈欣『三体』三部作

    面白かった本2021 - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2021/12/27
  • 2021年の活動まとめ - phaの日記

    毎年恒例の、今年はこんなことをやってました、という報告です。 最近はなんとなくずっと虚無感を抱えながら生きていて、大して何もしていないのだけど、それでもいつの間にか一年が経ってしまうところが恐ろしい。 加齢というのは一年ごとに少しずつ来るのではなく、3年か5年ごとにドカッと一気に来る、などとよく言う。今年はその3年だか5年分が今年はやってきた気がする。生活パターンが少し変わった、よりだるい方向へ。まあ、それでも何かをやっていくしかないんですね。 たち(タマとスンスン)は13歳になったけど、元気でやっています。 目次: 『人生の土台となる読書』 インタビューや対談 単発の記事など エリーツ 「漠とした3名」 過去のまとめ スポンサードリンク 『人生の土台となる読書人生の土台となる読書――ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「の効用」ベスト30 作者:phaダイヤモンド社Amazo

    2021年の活動まとめ - phaの日記
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    kimzo 2021/12/20
  • 結局みんなキャッキャウフフしたかっただけなのか - phaの日記

    はてな村ぽい話題が久しぶりに上がっていたので僕も何か書いてみることにする。 orangestar.hatenadiary.jp p-shirokuma.hatenadiary.com orangestar.hatenadiary.jp 昔はこういう話題があったらみんなその話題にむらがって何十ものブログが書かれていたのだけど、今はもう数えるほどになってしまった。今ではシロクマ先生が一人で孤軍奮闘してはてな村を守り続けているような印象がある。 僕がはてなブログを書く人が減っているなと感じたのは、毎週集計されているはてなブログランキングに、50ブクマも得ればランクインしてしまうようになったということだ。昔は250ブクマくらいないと入らなかったのに。 今週のはてなブログランキング〔2021年6月第3週〕 - 週刊はてなブログ 今週のはてなブログランキング〔2014年12月第4週〕 - 週刊はてな

    結局みんなキャッキャウフフしたかっただけなのか - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2021/06/27
  • 面白かった本2020 - phaの日記

    毎年まとめているコーナー、もう7年目です。 面白かった2019 - phaの日記 面白かった2018 - phaの日記 面白かった2017 - phaの日記 面白かった2016 - phaの日記 面白かった2015 - phaの日記 面白かった2014 - phaの日記 2020年は少し前の小説とかを多く読んでいて最近のをそんなに読んでなかったかもしれない。大体12冊くらいを紹介しようと思います。それでは行きます。 武田砂鉄/大石トロンボ/山下賢二/小国貴司/Z/佐藤晋/馬場幸治/島田潤一郎/横須賀拓『ブックオフ大学ぶらぶら学部』 大原扁理『いま、台湾で隠居してます』 能町みね子『結婚の奴』 春日武彦『屈精神科医、占いにすがる』 たみふる『付き合ってあげてもいいかな』 長田悠幸・町田一八『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』 絲山秋子『イッツ・オ

    面白かった本2020 - phaの日記
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    kimzo 2021/01/09
  • 誰にも読まれなくても文章を書く - phaの日記

    もう20年くらい、ずっと文章を書いている。最初は趣味で、ウェブ上の日記に思ったことを書いたりしていただけで、読むのは知り合いくらいだったのだけど、いつの間にか顔も知らない人に読まれることが増えて、書くことでお金をもらうようにもなった。 だけど、文章を誰かに褒められたり、文章でお金をもらえたりするとうれしいのはうれしいけれど、それはあくまで二次的なものだという意識がある。 僕が文章を書くのは自分のためだ。自分が何かを考えたいから書くし、自分が何かに納得したいから書く。書かないといつまでも同じところを堂々巡りしてしまうけれど、書くと思考や人生が前に進むような気がする。 生物というものがべ物を摂取して排泄するように、自分にとって何かを読んで何かを書くことは、生きることと一体化しているような感じがある。 いや、もっと大きい理由は、書くことに圧倒的な快楽があるからだ。どんな快楽よりも文章を書くこと

    誰にも読まれなくても文章を書く - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2020/05/13
  • 選挙が面白くなってきた - phaの日記

    なんか最近ようやく選挙が面白くなってきた。 若い頃は「誰に投票したらいいかよくわかんないし」と思って行かなかったんだけど、年をとるにつれてわりとみんな、「なんとなく」とか、「あいつらキモいからあいつら以外に」とか、そんな感じでよくわからんまま投票してるということがわかってきた。誰が何を主張してるかとか全員分調べるの大変すぎるし、そんなもんでいいんだと思う。 あと、選挙って、祭りのときにみんなでだんじり引けば楽しい、みたいな感じで、多くの人と団結して一緒に何かすると高揚感があるとか、集団を組んで他の集団に勝つことを目指すと楽しいとか、そういう原始的な楽しみかたをするものなんだな、ということもわかってきた。見た目が整った人とか体が強くて元気そうな人とかが選ばれやすいのも原始的ぽい。 要は、選挙ってわりと野蛮で雑なゲームなんだな、というのがわかると楽しめるようになってきた。 増税とか憲法とか選挙

    選挙が面白くなってきた - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2019/07/22
  • 中年の危機について - phaの日記

    p-shirokuma.hatenadiary.com 中年の心の闇。 シロクマ先生はイマイチわからないと書いているけれど、僕はこういう中年の虚無感が最近すごいわかるんですよね。シロクマ先生は確か子育てをされているし忙しそうだからまだ闇が遠いのかもしれないけれど、同じように子がいつつも虚しさに囚われてしまった人も知っているので、人それぞれなのかもしれません。 コンビニ店長が昔書いてたこのへんの気持ちが分かりすぎる。 web.archive.org 店長最近どうしてるんだろと思ったら最近増田書いてた(よかった)。その後だるさはどうなったでしょうか。 自分のスペックで遊べるもの全部遊んじゃった感、すごいわかる。自分の中のストックはいろいろあるんだけど、新しい刺激があまりないんですよね。昔は屋に行くとあんなにいつもワクワクしたのに、今はあまりワクワクしない。かといって新しい面白を探す気力もない

    中年の危機について - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2018/04/29
    大学でダラダラしてた頃がそんな感じだったなー。新しくやれることがない気がして閉塞感あったけど実際いくらでもあるだろと今なら思うのでダイナミックに環境(人間関係含め)変えると世界は広大だわってなるのかも
  • ビルを建てよう - phaの日記

    平井くん(hirausan)のことを人に紹介するとき、「もともと高校中退でお金のないバンドマンだったけど、会社を作ったらうまくいって今では社員が100人以上いて資産が数十億あって、しかもバンドもすごいかっこよくて北米にファンが1万人くらいいて今度カナダツアーもやる」みたいな説明をするのだけど、どうも嘘くさい。でも当なのだからしかたない。世の中にはすごい能力を持つ人がいるものだと思う。 僕はもともと平井くんのやっているNUITOというバンドを聴いていて「なんだこのバカみたいに複雑な音楽は、すごいかっこいいなー」とか思ってたのだけど、会ってみると会社も経営していると聞いてびっくりした。 そんなお金も栄誉も手に入れて何不自由なさそうな平井くんだけど、わりと人生に退屈しているらしい。なんか、なんでもできてしまって、何をやっても一度クリアしたゲームをもう一度やっているような気がするからだそうだ。

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    kimzo
    kimzo 2017/08/07
  • シェアハウスの限界 - phaの日記

    シェアハウスに住んでる人がよく言うのが「シェアハウスの近くで一人暮らしして、シェアハウスに遊びに来るのが一番いいんじゃないか」という話だ。 シェアハウスは住民非住民どちらも含めて、リビングにいつもいろんな人が集まっているので楽しい。でも生活の場所としては普通の個室があったほうが快適でもある。それならシェアハウスの近くに住んで、ときどきシェアハウスのリビングに遊びに来ればいいのではないかという寸法だ。 実際、シェアハウスというのは人によって向き不向きがあって、僕みたいに何年もプライバシーがあんまりない状態で暮らしてて平気な人もいるけど少数派で、他人と物や空間をシェアするのに向いてない人のほうが世の中には多い。シェアに向いてない人がうっかりシェアハウスに入ってくるといろいろと面倒臭いトラブルを起こすことになり、あまりよくない(いい加減そういうのにうんざりしてきた)。 シェアハウスの近くに部屋を

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    kimzo
    kimzo 2017/04/22
    大体だれかいるって状況どう作るかがポイントか
  • 貧乏と恋愛 - phaの日記

    こないだ2月10日にあった「ニート祭り」で、「お金がないと恋愛結婚ができないことについてどう思うか」という話が出たのだけど、僕はそういう意見の意味がよく分からなかった。 別に恋愛とか結婚って、それ単体ではお金が必要なものじゃないし、むしろお金ない人同士で集まることでお互い助け合えるものだと思うからだ。 例えば年収50万円の男と年収50万円の女がいたとする。それぞれが別々に暮らすよりも、世帯年収100万円で二人暮らしをしたほうが、いろいろ費用は節約できて楽に暮らせる。だからむしろお金がない人ほどくっついたほうがいいだろう。 恋愛って、最もお金がかからない趣味だ。必要なのはお互いの心と体だけで、基的に原価はタダみたいなものだ。 さらに恋愛では、お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや、みたいなのもしばしば生じるものだ。 なのに「お金がないと恋愛結婚ができない」とか言う人がいるのは

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    kimzo
    kimzo 2017/04/14
  • 最近考えていること - phaの日記

    こないだ家入さんが主催する朝会に行って話をしたのだけど、以下はそこで話したような内容です。 28歳のときに会社を辞めてから今年で10年になる。 最近はや雑誌に文章を書いたりブログを書いたりバイトをしたりして生活をしている。 昔から学校や会社に適応できないと感じていたので、今のふらふらとした暮らしはすごく性に合っている。 やってみて思ったのは、僕は学校や会社でうまくやっていくのは無理だったけど、一人でふらふら何かをするやり方なら、なんとかそれなりにっていけるようだ。適性があったのだろう。よかった。 だけど、自分一人で生き残っても仕方ないんだよな、ということも思う。 僕は基的には一人でを読んで文章を書いていれば幸せな性格だ。だけど、それだけでは孤独で煮詰まってしまうところがある。だから、自分の側に人が集まるカオスを常に置いておきたい。僕がシェアハウスにずっと住んでいるのはそういう理由だ

    最近考えていること - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2017/03/11
  • 壁を壊した - phaの日記

    pha.hateblo.jp 去年の12月から5階建てのビルの1階の倉庫のようなスペースにテントを張って男4人で暮らすという難民キャンプのような生活をしていたのだけど、楽しかったのは最初の数ヶ月くらいで、ここ最近はいい加減居住性の悪さにうんざりしてきていた。 そんなところに、そのビル全体の運営管理を引き継がないかという話が来て、友人と共同で運営管理をやることになった。ビル全体にいろんな人間を曖昧に集めて雑に生きていける拠点にしたい。ビルの中にはシェアハウス、シェアオフィス、オフィス、ガレージなどがある。 ビル運営に関してはビジネスとして回していくというよりは遊び場として好きに使いたい感じだからこれからいろいろお金も要りそうなので、ビル全体を一体として曖昧に使う計画の一環としてビル内に入っている会社で時給950円のバイトを週1でやることにした。ウェブをひたすら監視し続けるだけというそれほど忙

    壁を壊した - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2016/10/07
    壁壊すの快感あるよね
  • ダメ人間になりたかった - phaの日記

    ずっとダメ人間に憧れていた。 小さい頃からずっと、学校に適応することや友達を作ることが苦手だった。世間の普通から外れて飄々と生きているようなアウトローな人に憧れがあって、中島らものなどをよく読んでいた。らもさんのにはどこか変で普通の社会には適応できないけれど魅力的な人たちがたくさん描かれていて、僕もこんな感じで生きていけないだろうか、と思った。 学校は苦手だったけど学校を辞めるほどの勢いがあるわけでもなく、何となく周りに合わせて生きていた僕は、とりあえず大学に進学し、なんとなく就職をしたのだけど、やはりうまく適応できずに仕事は3年ほどで辞め、ニートを名乗って東京へと出てきた。 東京にはふらふらとしている変な奴がいっぱいいて、なんとなくネットで遊んでいるうちにいろんな人間に会うことができた。 それはそれで楽しかったのだけど、いろいろな人に会ううちに思ったのは「自分はそんなにダメではないか

    ダメ人間になりたかった - phaの日記
    kimzo
    kimzo 2016/09/01