6月19日、政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者が、エクアドル政府に政治亡命を申請したことが分かった。写真は英ロンドンのエクアドル大使館(2012年 ロイター/Paul Hackett) [キト/エクアドル 19日 ロイター] 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(40)が、エクアドル政府に政治亡命を申請したことが19日分かった。すでに確定している性犯罪容疑をめぐるスウェーデンへの移送を回避することが目的とみられる。 アサンジ容疑者は、英ロンドンのエクアドル大使館に入り、政治亡命を求めた。エクアドルのパティニョ外相は首都キトで、同国政府が「申請を審査している」と記者団にコメント。いかなる決定も国際法に従って行われると述べた。