【ニューデリー時事】アフガニスタン北東部バダフシャン州で2日起きた地滑りで、州報道官は3日、2100人以上の死亡が確認されたことを明らかにした。なお数百人が行方不明で、死者数はさらに増える恐れがある。ロイター通信が伝えた。 報道官によると、地滑りが起きたのはバダフシャン州アルゴ地区の村。豪雨で近くの山が崩れ、民家約1000世帯のうち3分の1が土砂にのみ込まれた。救助に駆け付けた近隣の村の住民らも、2度目の地滑りで生き埋めになったとみられる。 駐アフガン国連機関は正確な死者数を確認していないが、4000人以上が家を失ったと発表。一帯ではさらに地滑りが起きる恐れがあると警告した。