トルコ国境に近いシリアの町カタニヤで、ISと戦うシリア語系キリスト教徒の女性民兵組織、「二つの川の間の土地を守る女性防衛部隊」の訓練キャンプに参加するメンバーのオルミアさん(2015年12月1日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【12月19日 AFP】シリア人の女性、バビロニアさん(36)は2人の子どもを残し、美容師としての仕事も投げ打ってある決心をしたことを後悔していない。その決心とは、シリアでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と戦うために、キリスト教徒の女性たちが結成している民兵組織に加わることだ。 戦闘服を身にまとい、気性の激しそうなバビロニアさんは、北東部出身の同国の少数派、シリア語系キリスト教徒だ。自分がしていることは、子どもたちに安全な未来をもたらすためだという信念を持っている。 9歳と6歳のまだ幼い子どもたちに会えないのは寂しいというバビロニアさん。