台湾随一のサックス奏者、シェ・ミンイェン(謝明諺:通称 テリー)と詩人ホンホン(鴻鴻)がプロデュースする『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』が現地で話題だ。台湾初の全編中国語詞によるジャズポエトリーアルバムという新規性や、過去から現在に至る様々な台湾の風景をジャズで表現した点が注目を集めている。 とはいえここは日本なので、「台湾のジャズ」と言われてもピンとこない人もいるかもしれない。私も実はその一人であった。 台湾ジャズの歴史にも理解を深めた上で本作を楽しみたいと考えた私は、本作のキーマンであるテリー氏と、アルバムの収録に参加した日本人ベーシスト、池田 欣彌氏に直接話を聞くことにした。 ──『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』のリリースおめでとうございます。本作についてより理解を深めるため、まずは台湾ジャズ
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