ゼンショーホールディングス(HD)傘下の牛丼チェーン、すき家が騒々しい。3月半ばから店舗閉鎖が相次ぎ、インターネットで「これぞブラック企業の典型」と言わんばかりの書き込みが溢れている。それも会社とのギクシャクした関係を物語るかのように、現場の最前線からの造反ラッシュなのだ。 イワク「関西の某店舗だけど3月15日に3人同時に辞めることにした」「みんな辞めるなら俺も辞めたい。ヘルプ来なくなったら、ますます死ぬな」「一気に離脱者が出ればゼンショーも少しは反省するのではないか。辞めるなら同じ店舗の何人かで同時がいいと思う」などとアルバイト組の“総決起”を促す。これを踏まえて店舗閉鎖の写真がアップされ、手書きした「人員不足のため店舗を一時閉店させていただきます」ウンヌンの貼り紙が躍る。ネットの書き込みに始まった造反が、ここまで“成果”を上げたのは極めて珍しい。 折も折、3月22日付日本経済新聞が「す