お題「花火」
8時は越えたか? いや、まだ壁に光があるから、7時半過ぎか? だとしたら、2時半前に寝たとして、約5時間。 枕の横で背中を見せている電話をひっくり返し、手探りでホームボタンを押す。 ( 7:04) 7時4分。 勘弁してほしい。 最後の1杯。 あの冷や酒が余計だった。 (もったいねーから、終わらしちまいな) チャーさんが締めに勧める酒は、毎回無駄に後を引く。 自分の適量は分かってるのに、貧乏根性を出すから眠りが浅くなるんだ。 全くもって、自業自得。 せっかくの休みなのに、こんなに早く起きてどうする。 9時にセットしている目覚ましで起きたかった。5時間未満の睡眠では体に響く。 どういうメカニズムかは分からないが、35を超えた去年から、2度寝が出来ない体質になってしまった。 目を閉じ続けていれば、もう一度……とは考えない。 無駄な抵抗はしない。 起きる。 潔く、起きる。 コーヒーを飲むなら、ハム
Blue あなたとわたしの本 195 人の心を打つのは 誠実さです。 言葉にするとクサすぎるから誰も言わないけど、 実はみんな気づいてる。 不誠実なものも 短期間なら 人をあざむくことはできるよ。 でも長くは だませない。 あなたも実例はたくさん見てこられたはず。 誠実さ、 愚直さ、 そういったものが 人の心を打つんです。 最後には勝っちゃうの。 そういう、いちばん弱っちそうなものが。 綺麗ごとじゃなくてそうです。 そういうもんなんだよなぁ。 だってみんな 心ってものを持ってるんだからさ。 心と心なんだもん。 伝わっちまうよ。 全部バレちゃう。 だから観念して、 誠実にやろう。 健全な自負心と 他者を尊重する想いを持って 取り組もう。 時が移ろうが、 時代が変わろうが、 人が人に期待するものは変わらないんだから。 誠意に欠けたことをするとさ、 ブーメランみたいに自分のとこへ戻ってくんだよ、
note.mu 小説「1パーセントの深い哀しみ」の続編、「海を見上げる、その暗く温かな場所で」を note で公開いたしました。定価は200円です。 「1パーセントの深い哀しみ」に続く編ではあるのですが、こちらを先にお読みいただいても問題ありません。「海を見上げる、その暗く温かな場所で」のほうが読みやすいかと思いますので、気に入っていただけましたら「1パーセント〜」という形が、むしろ良いかもしれません。 もちろん「1パーセントの深い哀しみ」から順に読んでいただいても嬉しいです。すみません、ややこしいことを言って。 僕はスタイリッシュな小説にも、〝現代日本の暗部を見事に描き切った〟とコピーが付くようなタイプの作品にもあまり興味がないようです。 それよりも、どこか懐かしいような、寓話のようでもあり、幻想的で、わけのわからないどこかへ連れ去ってくれる物語が好みです。ダークな要素があっても、底辺に
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