韓国の歴史ドラマを見ていると、君主と臣下が絶妙な関係を見せる場面がしばしば出てきます。 臣下が命を張って主君を諌める。 あるいは見事な知恵を使って、主君の考えを変えさせる。 脚色とは分かっていても、その良くできたストーリーが韓国ドラマの魅力の一つです。 日本の教会の総会長である宋榮渉(ソン・ヨンソプ)師の証を聞くと、まるでその韓国ドラマの1シーンを見るような思いになります。 ある時、文先生が幹部指導者を集めてひどく叱られたことがあったそうです。 「お前たちが私の前にプラスになることが何かあるのか。私が行く道にじゃまになる者だ」 このような叱責が1時間以上も続きました。 言われることがいくらもっともでも、1時間以上も続けば気分が悪くなります。 みな無言で、頭を下げて聞くしかありません。 その時、宋会長がこう言われたそうです。 「お父様(文先生)、醜い松の木が山を守るということがあります」 そ