2022年1月4日、東京コンピュータサービス(to-kon.co.jp)はサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染したことを公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 大みそかにランサムウェア感染 侵入が行われたのは2021年10月初旬から開始。その約2か月後の2021年12月31日早朝にランサムウェア感染が引き起こされた。 社内では社員向けのActive Directoryのパスワード変更、リセット機能を提供するWebサービスを使用していたが、このWebサービスの脆弱性を悪用されADサーバーへの侵入を許した。また接続する際はリバースプロキシサーバーを介して行われていた。 攻撃者はWebサービスの脆弱性を悪用して、侵入用の実行コードの埋め込み及びその実行とバックドアの作成、ウィルス対策ソフトを回避するマルウェアの配置を行っていた。 さらにADのドメインで管理される機器に対して、グルー