中国国家統計局の発表によると、2022年の中国のGDPは前年比3%増にとどまり、当初目標の5.5%増を大きく下回る結果となりました。 経済低迷の最大の原因と考えられていたゼロコロナ政策が放棄された今、中国経済は以前のような高い成長率に戻ることが期待できるのでしょうか。 ドイツ国営の国際放送事業体である徳国之声の記事より。 中国経済は良くなるのか? 2022年の経済成長率は3%で、1977年以来、中国のGDPの年間増加率としては2番目に低くなりました。新型コロナ流行の初期の2020年の成長率が過去最低の2.2%にとどまったことを除けば、中国経済が3%以上の成長を果たせなかったのは、文化大革命の最終年(マイナス1.6%)にまでさかのぼることになります。 2022年の経済指標が異常に悲惨だったのは、新型コロナの流行とそれに対する厳しいゼロコロナ対策が主な原因であると広く考えられています。 感染力