東京大学の学生は子供時代からどんなゲームを楽しんできたのか。「プレジデントFamily」編集部のアンケートに協力した現役生249人が「勉強になるゲーム」として選んだ12作品を紹介しよう。東大生たちは「楽しみながら、暗記力、計算力、論理思考力、統計的感覚、空間把握力、語彙力などが自然とつき、教科の知識も頭にすいすい入ってくる」と断言する――。 東大生と普通の子のゲームのやり方はまるで違う 勉強になるゲームとして東大生の票が最も集まったのはアニメや映画にもなっているベストセラー「ポケットモンスター」シリーズだ。現役の東大生ライター・布施川天馬さん(文学部4年)はこう語る。 「普通に遊べば、かわいい仲間たちと冒険するだけですが、究めていくと相手を確実に倒すためのダメージ計算の式が必要になったり、戦略を立てたりする数学的な思考を使います。東大生にはそこまで究める人が多いですね」 「ポケモン」で数学