iOS 18世代ではこれまでキーチェーンとして提供されていた機能が「パスワード」アプリとして切り出される(出典:AppleのWebサイト) コンシューマーとしての利用者、そして組織の一員としての従業員個人に対するサイバー攻撃の主流は「フィッシング」だと思います。フィッシングも偽サイトに誘導するという、これまでよく知られるものから、サポート詐欺として偽のセキュリティ警告を執拗(しつよう)に表示し、表示される番号に電話をかけさせるという新たな手法も登場しています。「怪しいWebサイトにはアクセスしない」という基本的なものではなく、もう一段踏み込んだ対策が必要です。 Cloudflareが受けた攻撃のフロー。入力されたID/パスワードなど、フォームに入力された情報はリアルタイムに攻撃者に渡るため、TOTPベースのワンタイムパスワードも有効期限が切れる前に悪用できてしまう(出典:「The mech