個人が中古品を売買するフリマアプリを運営する「メルカリ」が、ことし6月にも東京証券取引所のマザーズ市場に株式を上場する見通しになったことがわかりました。時価総額が2000億円を超える可能性があり、ことしに入って最大規模の上場になる見込みです。 5年前に創業した「メルカリ」は、個人どうしが中古品を売買するフリーマーケットアプリをいち早く手がけ、国内のダウンロード件数が7000万を超えるなど、急成長しています。 現金など、不適切な出品が相次いだこともあって東証の審査が長引いていましたが、会社側が出品者の本人確認を強化する対策などを進めたことから、上場にめどが立ちました。 時価総額が1000億円規模に上る上場していない有望なベンチャー企業は、海外ではその珍しさから「ユニコーン企業」とも呼ばれています。「メルカリ」は国内で数少ない「ユニコーン企業」とされ、上場で得られる潤沢な資金を海外での新たなサ