トレンドマイクロは8月1日、「企業におけるランサムウェア実態調査」の結果を発表した。ランサムウェア攻撃を受けた回答者の62.6%が攻撃者に身代金を支払っていることが分かった。 調査は、企業・組織のITに関する意思決定者や関与者534人にアンケートしたもの。回答者の134人(25.1%)は、ランサムウェア攻撃を受けた経験があると答え、99人が「ファイル(データ)が暗号化された」とした。 99人のうち、データ復旧のために身代金を攻撃者に支払った人は62人(62.6%)で、支払額では300万円以上が57.9%を占めた。身代金の支払いによってファイル(データ)を完全復旧できたのは58.1%、一部しか復旧しなかったのは40.3%だった。
1. 国内ランサムウェア被害報告件数が前年同期比8.7倍に増加 2016年第1四半期は、2015年に引き続きランサムウェアの感染被害が拡大した。2016年1月~3月の国内の個人・法人ユーザにおける被害報告件数は870件に上り、前年同期比で8.7倍に増加した(グラフ1)。 2016年1月~3月の870件は、2015年1年間の被害報告件数(800件)を上回る件数となったほか、国内ユーザのランサムウェア検出台数も約9.2倍(2015年1月~3月:900台→2016年1月~3月:8,300台)となり、ランサムウェア被害拡大に対して引き続き注意が必要だとしている。 2015年は、改ざんされた正規サイトや不正広告経由でランサムウェアを感染させる手口が多くみられた。一方で2016年は、不正なメール経由で感染する手口が多くみられ、ランサムウェアを感染させる目的で送信された不正メールが、1月~3月に全世界で
目次(抜粋) 日本セキュリティラウンドアップ ・日本国内で過去最大のランサムウェア被害 ・水面下で継続する標的型サイバー攻撃 ・マルウェアスパムによる金銭目的脅威の拡散が顕著 ・ネットバンキングを狙う脅威も拡大、検出台数は2倍 ・公開サーバ上の情報を狙う攻撃で日本特有の脆弱性利用を確認 グローバルセキュリティラウンドアップ ・ランサムウェアの新種が続々と出現 ・多額の損失をもたらすBECの脅威 ・Anglerに代わりNeutrinoエクスプロイトキットが台頭 ・Adobe Flash PlayerやIoTプラットフォームで増加する脆弱性 ・様々な業界を悩ます情報漏えい ・素早く情報搾取するFastPOS ・新たな攻撃に利用される旧来の脆弱性 ・オンライン銀行詐欺ツールで対抗するサイバー犯罪者 ・2016年上半期の脅威概況
トレンドマイクロでは、2016年上半期(1~6月)における国内外の脅威動向について分析を行いました。その結果、身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)は今やインターネット利用者にとって最も大きな脅威となっていることが確認できました。その被害は2016年上半期を通じ、ますます拡大しています。 ランサムウェアの日本での被害報告数は前年同期比 7倍、特に法人での被害報告は同 9倍となりました。昨年末、トレンドマイクロでは「2016年はネット恐喝の年になる」と予測しましたが、実際にサイバー犯罪者にとってランサムウェアは「金のなる木」のような存在となりました。 一方、攻撃対象を限定した標的型の攻撃も様々な事例が表面化しています。日本では 678万件という過去最大規模の個人情報が、標的型サイバー攻撃により流出危機にさらされていたことが大手旅行会社から公表されました。トレンドマイクロのネットワーク監
原告-被控訴人 JERRY LEIBER、個人として及びJERRY LEIBER MUSICのビジネスとして; MIKE STOLLER 及び FRANK MUSIC CORP.、彼ら自身のために及び同様な立場にある他の者のために 被告-控訴人 NAPSTER, INC. カリフォルニア北部地区合衆国地裁(Marilyn Hall Patel首席地裁裁判官)からの控訴 2000.10.02口頭弁論及び提出 San Francisco, California 2001.02.12判決登録 SCHROEDER首席裁判官、BEEZER及びPAEZ巡回裁判官 BEEZER巡回裁判官〔執筆〕: 原告らは商業的録音、著作権で保護された楽曲及び録音物の頒布及び販売に従事している。原告らの主張は Napster,Inc.(「Napster」)が寄与及び代位著作権侵害者であるというものである。2000年7月
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