flic.kr photo by Nestor Galina 会社って、大きな会社でも、小さな会社でも、従業員がたくさん働いていて、そのうちの何パーセントかを除けば、皆が一生懸命働いている。 大きな会社の会社案内を見て、従業員数が何千人・何万人と書いてあると、ちょっと規模の想像がつかない。でも、組織図を見てみると、それぞれの階層に人が配置されていて、階層の末端のセルには数人ぐらいの従業員しかいない。 このセルがそれぞれが有機的に働き、情報やモノや金を動かすことで、会社が存続する。 セル同士は神経でつながっていて、どっからともなく電流が流れてくると、その命令に従って動く。 研究開発部もマーケティング部も営業部も製造部もシステム部も経理部も、日々の業務を形作るのはどこからか流れてくる電流だ。 この電流の正体は何か。 それは会社にいる誰かの"理念"だ。 "理念"とはあるべき姿に対する意思。『何か