読者の中にはカーネルハッカーを目指している人もいるだろう。その目標に向かって行動を起こす、つまり何らかのフリーソフトウェアまたはオープンソースの開発プロジェクトに参加する前に、それが多くの場合、(コーディングのスキルとは無関係に)批判や拒絶への耐性を絶えず試される険しく混沌とした道であることを知っておく必要がある。かのLinus Torvalds氏でさえ、そうした批判を免れることはできない。 ほとんどのFOSS開発者は、自己満足のために、あるいは、ほかの人々の役に立つことで得られる心の温もりを求めてコードを書く。もちろん、額に汗して生み出した成果によってしばしば大企業から報酬を受け取っている、特別に選ばれた人々もいる。だが、一般の開発者にとっては(ここには、業界でも卓越した才能を持つ一部のプログラマも含まれる)、何の報酬も期待できないが存分に没頭できる作業、それがコーディングである。 FO
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