あなたは複数の案件を抱えているだろうか。それともひとつのプロジェクト専任だろうか。 今も昔もマルチタスクがもてはやされている。 同時に複数のプロジェクトをこなす。 うまくバランスをとりながら、最終的に結果を出す。 イメージはヒーローそのものだ。 だが、マルチタスクは極めて効率の悪い働き方だ。 ジェラルドワインバーグ氏をご存じだろうか。 マルチタスクによる弊害を実際に調査してまとめている。 複数の作業を同時並行で進めると、作業間を行き来するロスが発生する。 一瞬思考が停止してしまうのだ。 今の作業を中断し、次の作業に移るまで、コンテキスト交換のロスが発生する。 前の作業の終了地点を思い出すためにかかる時間のロス。 他のタスク(プロジェクト)と間違えて作業してしまい、やり直すロス。 専任タスクに比べて多くの損失が発生する。 下のワインバーグ氏のチャートを見ていただきたい。 5つのプロジェクトを
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