多くのアプリ事業者の方は、新規ユーザーの獲得だけでなく、いかにユーザーが継続して使っているかもウォッチしていると思います。 ユーザの継続状況を測る指標としてチャーンレート(離脱率)があります。例えば月間チャーンレートを計算する場合 [月間の合計チャーン数]÷[月初のユーザー数] という計算式が一般的かと思いますが、実はこの計算方法では間違った判断を下してしまう可能性があります!本記事では具体例を交えながら正しい離脱率の算出方法についてご紹介します。 一般的なチャーンレート計算の例 具体的な例で見てみましょう。皆さんが架空の動画配信アプリ「Movie Junkie」の事業責任者だったとしましょう。下の表は7月におけるMovie Junkieのデータです。 7月は月初のユーザーが1,000人で、7月中に新規ユーザーを500人獲得しました。解約者は既存ユーザーの5%にあたる50人と新規ユーザーに