ライトノベルファンなら全て分かって当然? ライトノベルヒロインクイズです。 「ライトノベルヒロイン」のフィギュアの一部を撮影しました。 一部の映像を基にして、そのヒロインが誰なのか当ててください。 一部の映像の「一部」が妙な方向に偏っているのは気のせいです。 問1. 問2. 問3.キャラ名を当てるのは困難なので、作品名でも可。 問4. 問5.雑誌の付録です。 問6. 問7. 問8. 問9.絵師は問8と同じです。 問10. 問11. 問12. 問13. 問14. 解答はこちら。
サラリーマン作家なんて古い。これからは「メイド作家」だ。 メイド作家 彼女は夜な夜な、ご主人様への思いを原稿に書き綴っている。「使用人の身でありながら、ご主人様を思うだけで身体の奥が熱くなってくるの。ご主人様、はしたない私をお許しください。んっ、んっ、あっ……」原稿を書いていたはずの万年筆はやがて、火照りを静めるため薄暗い洞窟へと潜り込んでいくのであった。執筆を忘れ、湿りを帯びたと息を漏らしていると、ご主人様の部屋から呼び鈴の音が。「た、ただいま、イ、イキます。ご主人様、ご主人様あッ――!」 これでご主人様が『お嬢様』だったら、もう素敵すぎです。そんなエッチなメイド作家がいたら、ぜひ、作品を読んでみたいものです。医者や弁護士やサラリーマン出身の作家は見かけますが、果たしてメイド出身のえっちな作家はいるのでしょうか。いそうにもありません。残念なことです。なので、せめて、メイドの登場するライト
神様の悪魔か少年 (Style‐F) 作者: 中村九郎出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (33件) を見る 高校生になった彰人は幼い頃母を殺していた。それもまもなく時効を迎える。そんなときに出会った少女・恵にそそのかされ、自らの罪を覆い隠すため県会議員の父を知事にしようと画策するが……。驚愕の青春ノワール。(あらすじより) 平成十六年の法改正により、殺人罪の公訴時効期間は十五年から二十五年になりました。拙作では、時効の年数を法改正以前の十五年にしております。 青春から逃れようとする少年性を、時効にあてはめるためでした。 青春を時効と連動させると、刑事法に触れる行為をした十四歳未満のものが触法少年として扱われる、という概念は、「少年」の頭では〈時効から逃れること=青春から逃れること〉と置き換えられるの
ラノベ作家が放つ渾身の一撃を味わいたいhttp://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20070908/1189256141この記事を読んで、思った。 いつも……というわけではないのですが、ラノベの感想サイトを読んでいて、ときどき感じることがあります。それは―― この感想を書いた人、本当に面白いと思って褒めているのだろうか?ということです。 たとえラノベの感想サイトでも、たくさん読んでいるとああ、この人は角が立たないように、当たり障りの無い感想を書いているんだな。ああ、この人は本当は楽しめなかったのに、とりあえず褒めているんだな。と思うわけです。 以上、元ネタの記事を別の立場に入れ替えてみた。 本音は隠すよね。失うものの何も無い感想サイトでさえ周囲に気を配る。「売れなければならない」作家なら、なおさら周囲に気を配るのは当然。で、その周囲への気配りが目立つと、サラリーマン作家
赤石沢教室の実験 (Style‐F) 作者: 田代裕彦出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (38件) を見る7月初頭のこと。ミステリの読みに関しては的確無比な知人に会ったとき、ちょうど出たばかりの『赤石沢教室の実験』の話が出た。その知人は「まだ読んではいないんですが、あれはダメですね」と断言した。読んでいないのにどうしてそんなことがわかるのだろう?「だって、あれって『赤朽葉家の伝説』より長いんですよ!」 なるほど、と納得*1した。長い小説は苦手だ。これはやめておこう、と思った。 だが、その後『赤石沢教室の実験』よりさらに長い『インシテミル』*2を読んで、「これだけの長さでも読み通すことができたのだから、『赤石沢』も大丈夫かも」と思い直し、うずたかく積まれた本の山*3から発掘して、つい先ほど読了した。 で、感想を一言
やっぱり議論になる「ライトノベルの定義」の話 - 平和の温故知新@はてな この辺りまでライトノベル - 最近はたまに何か書いたりしてる 未定義なのはライトノベルだけか? - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜 ライトノベルの定義話を収集中 - REVの日記 @はてな 今どうもライトノベルの定義についての話が議論されているようです。で、そこらへんの話から派生して、桜庭一樹とライトノベルとどういう関係なの?見たいな話もちらほらでています。 で、SANDBIRDが桜庭一樹はラノベの定義を計るいい物差しになるんじゃないかとの意見で、狷介庵無聊雑録は桜庭は元々の資質的にはラノベではなく一般文芸の人、つまり自然主義リアリズムの人間なんじゃないかという意見です。ただ、僕の考えでは桜庭作品、特に一般文芸のほうで出版されている最近作においては、ラノベ的なものと一般文芸的なものをごっちゃにしてしまうことによって、一
読了。金庸の全作品のなかで、最後最長最高の傑作との声望も高かった作品である。5年も前から評判だけは聞いていたのだが、ようやく読めた。本来ならここで内容について詳述していくところだが、どうせ2巻以降の感想も書くことになるだろうから、それはあとまわしにして、これまでの金庸作品について軽く語っておくことにしたい。 この作品はアンチ武侠小説とかメタ武侠小説といわれる通り、金庸のこれまでの作品のパターンを裏返したともいえる内容で、それらの作品について知らなければ充分に楽しむことができないのではないかと思われるからだ。金庸の長編は全部で12ある。ひとつひとつ読んでもおもしろいのだが、すべて通して読むとその構想の雄大さがより胸に迫るようにできている。ここではそのひとつひとつについて簡単に紹介していくことにしよう。まあでもあれだ。長いから無理に読まなくてもいいかも……。 ・「書剣恩仇録」★★★☆ 全4巻。
久住四季『ミステリクロノ (電撃文庫)』メディアワークス,2007 「トリックスターズ」シリーズの著者・久住さんが描く新シリーズ。一見してライトなミステリ小説のようですが、ものすごいトリックが仕掛けられていることに気づかれたかたはいるでしょうか? 実は、深く読むと別の物語が浮かび上がってくるのです。これからその感想を書き留めておきたいと思います。以降、『ミステリクロノ』のネタバレ全開なので、未読者は読むの禁止! 高校生の慧が天使の真里亜が出合ったことで始まる物語。 天使の真里亜は、クロノグラフという道具を人間界に落としてしまった罰で、天使から人間へと堕とされてしまったばかり。幼児なみの知識しかなく、またこれまでは無縁だった欲望すなわち食欲・睡眠欲、そして性欲にたいして耐性を持っておらず我慢することができません。 真里亜が持つクロノグラフはリザレクターという注射器で、相手を裸にさせる効果があ
『らき☆すた』の魅力はその擬似日常性にある、と書いた。そして、「非物語」的な「擬似日常性」を求める欲望に応えた作品は、いまではほかにも少なくないとも思う。 『らき☆すた』は極端な一例ではあるが、決して唯一無二の作品ではない。その一例を、たとえば、富士見ファンタジア文庫から出版されているライトノベルに見ることが出来る。 このレーベルで人気が出た作品は、しばしば本編とは違う時空間を用いた短編シリーズが発売される。京都アニメーションによってアニメ化された『フルメタル・パニック!』はその典型的な例だ。 つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 賀東招二,四季童子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2007/03/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (176件) を見る ぼくは、昔、この作品についてこう書
少年向けライトノベルに 決して欠かせない要素として「魅力的なヒロイン」というのがあると思う訳ですが(少女向けの場合は魅力的なヒーローになるでしょうけど)果たしてヒロイン候補となりうるキャラクターはどの位出すのが一番良いのか? って話ですね。 もちろん 十分な文字数があれば何人出しても「一人当たりの描写が少なくなる」なんて事態は避けられる訳ですが、実際のライトノベルでは無尽蔵にページがある訳でもないですし、見所の描写もそれなりに厳選しなければならなくなるでしょう。 まあそうは言っても、 「それが分かれば苦労するかバカ」 という所だと思いますので、取りあえず結論は脇に置いておき、少数精鋭型作品と、人海戦術型の作品に分類してみたいと思います。 ちなみにヒロインの定義ですが今回はあえて、 ヒロインの定義は適当(というか結論などでないと思う)。 最低既刊3冊出ているシリーズからピックアップ。 でいき
香気溢れる密室 雪子は夫が若い愛人と密会している現場に踏み込み両者を重ねて四つにした後扉の閂と受け金具の間にチョコレートを挟み込んでから現場を脱出しその後チョコレートが溶解して閂がかかり現場は密室状態となったが扉付近のチョコレートは勤勉なる蟻たちの働きにより巣穴に運ばれたので事件の謎は解かれず迷宮入りとなった。 甘き死よ 月子は自分を捨てて伯爵令嬢と結婚することとなった元恋人が背中を向けた瞬間に隠し持った重量二十五キログラムのチョコの棍棒で彼の後頭部を殴打して殺した後棍棒を分割して毎日食べ続け捜査に来た刑事にもホットチョコレートをふるまうなど証拠隠滅に励んだ結果証拠不十分で不起訴処分となった。 焦げ茶色の小舟に揺られ 花子は憧れの先輩に渡したラブレターが男子生徒の間で回読されている事を知り月夜に近所の児童公園の池のそばに先輩を呼び出し麻酔薬で昏倒させた後チョコレートで作った小舟に死体を乗せ
2007年8月3日 11ヶ月ぶりの更新です。今年もやってまいりました、夏恒例「富士見ミステリー文庫の絶版調査」であります。 いえ、別に恒例のつもりはなかったのですが、一昨年、昨年 と大変好評を頂きましたので、今年も実施することにいたしました。 ところで、「ウェブログがあるのに何故わざわざここでやるのか?」とご質問を頂きそうなので先に説明いたしますが、 理由は「たまにはHTMLで書いてみたい」からです。 「Web2.0」などと叫ばれる昨今、もはやHTMLも何もないだろうという気もいたしますが、 やはり、ウェブサイトの基礎となる言語は忘れないでおきたいのです。 というわけで、3年連続の定点観測、「富士見ミステリー文庫の絶版調査」2007年8月版をご覧くださいませ。 調査方法は一昨年、去年と同様に富士見書房の公式サイトで 既刊が購入可か、品切・重版未定か、あるいは公式サイトに載っていないかを調べ
覗きをしない透視能力者はいない。 ある日突然、透視能力を身につけた少年。悪意をもってすれば、様々な悪事に利用できる力だ。だが彼は、その力を世のため人のために役立てることを考える。覗きひとつすることなく、彼は悩み苦しむ人々のため、己の能力を用いるのであった―― んな奴いるか。 人知を越えた力を手にしておきながら、一度たりとも悪用を考えない人間などいるわけがない。ましてや真っ先に思いつく悪用法が「覗き」であるならなおさらだ。覗きほど、実行へのハードルの低さに比して、実行者が満たせる満足心が大きいものはない。ゆえにそれをノーリスクで行える透視能力者においては、むしろ覗きをしない理由がないのである。「透視能力→覗き」、これはもはや、人間に遺伝子レベルで刻まれた生物としての不文律であり、ゆえに透視能力者は少なくとも一度は必ず覗きをしなければならないとすらいえる。 そのへんをきちんと描いていたのが「エ
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