【ニューヨーク共同】祝日明け23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、原油安による収益悪化が意識された石油株が売り込まれて相場全体の下げを主導し、祝日前の21日からの...続きを読む
異常なレールの放置が相次いだJR北海道で、検査や補修を担う一部の現場の部署が、ことし9月の国の監査の直前に、レールの幅などのデータが基準以内に収まるよう改ざんしていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。 JR北海道は、緊急の調査を始めました。 JR北海道では、ことし9月の脱線事故のあと社内調査をしたところ、合わせて270か所で補修が必要なレールの幅などの異常が放置されていました。 ところが、社内調査に対し「異常はない」と報告した一部の現場の部署が、脱線事故後に行われた国土交通省の特別保安監査の直前、異常が見つかったレールの幅などの検査データを、基準以内に収まるよう数値を改ざんしていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。 NHKが入手したこの部署に関する検査データの内部資料では、今年度、現場で測定したレールの幅などを記録する「野帳(やちょう)」と呼ばれる用紙に記入された数
夏休み前から連日のようにJR北海道の事故がお茶の間をお騒がせしておりますこれはひとえに、国鉄分割民営化により知識と技術の継承が途切れたからです 今から26年前、1987年に国鉄は分割民営化されましたこの時、社員を目一杯抱え込んで発足したため、JR各社は長らく新規採用をやめましたこれでは教育が途絶えざるを得ませんでした 日本と同時期に国鉄を民営化した多くの国では、技術が失われたことによる事故が続発して見直しが行われました一方日本は民営化に起因する事故も信楽高原鉄道事故しか見られず、世界でもっとも成功した国鉄民営化だと考えられてきましたしかしどうやら、国鉄マンの生き残りがJRを支え続けていたにすぎなかったようです国鉄で鍛えられた彼らがJRを去る日が来ると、JRの現場は誰も気づかないうちに静かに崩壊してしまっていましたそれゆえに、諸外国、最も典型的にはイギリスが直面したような、技術の継承が失われ
北海道全域でレールの異常を放置していたことが明らかになったJR北海道は22日、9カ所の異常を公表した21日の記者会見には姿を現さなかった野島誠社長が「保線の方法について風土や考え方が不足していた」と、企業体質の問題を認める事態に追い込まれた。 野島氏は、冒頭に「多くの皆さまに多大な迷惑をお掛けした」とこわばった表情で謝罪し、深々と頭を下げた。 「お客さまにこれだけの不安を持たれることは大変申し訳ない」。安全を最優先にするべき鉄道会社のトップは力を失った声でひたすら反省の弁を繰り返したが、引責辞任の可能性に質問が及ぶと、きっぱりとした口調で否定した。 約2時間半に及んだ会見では、レールの異常が長期間にわたって放置され続けてきた理由に質問が集中したが、会見に同席した幹部は「失念していた」「他の作業を優先した」などと歯切れの悪い釈明に終始した。
相次ぐ事故やトラブルを受け、最高速度の引き下げなどを盛り込んだダイヤの見直しを決めているJR北海道は、20日その詳細を公表しました。 札幌と函館、それに釧路間は最も速い列車でも所要時間が現在より20分以上増えることになります。 JR北海道は相次ぐ事故やトラブルを受けた安全対策として、最高速度を引き下げ列車の本数を減らす、異例となるダイヤの見直しについて、20日公表しました。 それによりますと、札幌と函館の間では現在の1日11往復から2往復減って9往復に、所要時間も最短で、これまでの3時間ちょうどから3時間26分に増えます。 また、この区間では、7月に起きた特急北斗での出火で同型の車両の運転を取りやめているため、当面、一部の平日ではさらに2往復減って7往復になるということです。 札幌と釧路の間は現在の1日7往復から1往復減って6往復になり、所要時間も最短で3時間35分から3時間59分に増えま
今月初め、JR北海道で、特急列車に設置してあるATS=自動列車停止装置が壊れているのが見つかり、調査の結果、列車の運転士が自分の操作ミスを隠すためにハンマーでたたいて壊したことが分かりました。JRは、この運転士の処分を検討しています。 JR北海道によりますと、今月7日、札幌発上野行きの寝台特急「北斗星」の車両に設置してあるATS=自動列車停止装置の2つが壊れているのが、途中の車両基地での点検で見つかりました。 この装置は、線路と車両に取り付け、スピードの出し過ぎなどを防ぐもので、このうち、車両には複数設置してあり、ほかの装置に異常がなかったため、北斗星はおよそ200人の客を乗せて、上野まで運行したということです。 しかし、その後、JRが調べたところ、今月11日になって、札幌市手稲区のJRの運転所で、この列車の32歳の男性運転士がATSをハンマーでたたいたり、蹴ったりして壊していたことを認め
ここニュージャージー州をはじめ、ニューヨークからマサチューセッツなどの米国北東部では、夏というのは道路工事の季節です。あちこちで、路面をはがして再舗装する作業が続いています。というのも、12月から1月には大雪が降ったり、気温が摂氏で氷点下10度を下回る中で、路面が凍結を繰り返す中で数年で舗装がガタガタになってしまうからです。 そうした工事区間を通りながら、私はJR北海道のことを考えていました。実はJR北海道が現在置かれている苦境というのは、ここ米国東北部のガタガタの路面と、ある意味で重なるものがあるからです。 そのJR北海道の特急列車では、ここ数年、発煙や発火の事故が多数発生していることから、11月にはダイヤ改正を行って、特急の最高速度を時速130キロから110キロに減速するという発表がされました。 日本の鉄道技術、特に安全対策は世界最高水準であるのに、どうして北海道だけ事故が頻発するので
25日午後9時ごろ、札幌市中央区のJR函館線桑園駅で、江別発小樽行きの区間快速いしかりライナー(6両編成)の運転士が、車掌からの出発合図の前に列車を発車させた。車掌は直後に非常ブレーキをかけ、緊急停止させたが、この弾みで乗客9人が足首をひねるなどのけがをした。 JR北海道によると、約600人が乗っており、立っていた乗客がけがをしたとみられるという。同社は詳しい原因を調べている。列車は次の琴似駅を8分遅れで出発した。 最新トップニュース
6日午後3時45分頃、北海道八雲町のJR函館線山崎―鷲ノ巣間で、走行中の札幌発函館行き「特急北斗14号」(8両編成)の運転士がディーゼルエンジン異常の表示に気付き、列車を緊急停止させた。 運転士が点検したところ、4号車床下のエンジン付近から火が出ており、消火器で消し止めた。乗員・乗客約200人にけがはなかった。 JR北海道の発表によると、乗客は、先頭と後方の車両に分かれて避難した後、午後5時過ぎまでに降車し、同社が手配したタクシーやバスで八雲駅に移動した。同社や北海道警が原因を調べている。 同社の特急列車を巡っては、今年4月に今回と同型の「特急北斗20号」がエンジン近くの消音器から出火するトラブルが発生。5月にも「特急スーパーカムイ6号」の床下の車軸付近から出火している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く