振り込め詐欺被害額 2年連続増加 1月19日 11時23分 去年1年間の振り込め詐欺の被害は、件数は前の年よりやや減ったものの、被害総額は20%以上増えて127億円余りに上り、2年連続で増加したことが分かりました。 警察庁によりますと、去年1年間の振り込め詐欺の被害は全国で6255件で、件数は前の年より6%ほど減ったものの、被害総額はおよそ27%増えて127億8000万円余りに上り、2年連続の増加となりました。手口では、親族を装って電話をかける「オレオレ詐欺」が、被害額全体の83%を占めて最も多く、そのうちの81%は東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で起きています。首都圏では、特に被害者の自宅を訪れて現金を直接受け取る手口が急増しており、交通手段や潜伏先の確保に都合がいいことが、被害が集中している背景にあるとみられています。一方、検挙の状況については、詐欺の実行犯ともともと面識のない人物が