普通のウェブサイトに見えるのに、閲覧者をウイルス感染させる――。 そんな改ざんを加えられたサイトが増え続けている。セキュリティーに関する情報提供を行っている一般社団法人JPCERT(ジェーピーサート)によると、今年4月以降に見つかった改ざんは4000件以上。2割はサイト管理者に通知後も改善されていないという。専門家は「管理者は被害者であると同時に、ウイルスをまき散らす加害者にもなる。改ざんを知ったらまず公表を」と呼びかけている。 ◆通知気づかず 「知らない間に感染していたかもしれないなんて。せめて教えてくれればいいのに」。首都圏の会社経営者の男性(33)は、定期的にチェックしている情報サイト「ゆかしメディア」が改ざんされていたと知って驚いた。 同サイトは、傘下に海外ファンドの投資助言事業会社などを抱えるアブラハム・グループ・ホールディングス(東京)の運営。閲覧者には会社経営者も少なくない
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