シャカイハタオリの巨大な巣。アフリカ、ナミビアにて撮影(PHOTOGRAPH BY GAVIN M. LEIGHTON, NATIONAL GEOGRAPHIC) アフリカ南部に生息する小型の鳥シャカイハタオリ(Philetairus socius)は、重さ1トン、最大500羽もの鳥が住める巨大な巣を作ることで知られている。(参考記事:「シャカイハタオリ、動物界の建築家たち」) 今回、新たな研究によって、この巨大な共同住宅の建造および維持に「攻撃的な監督者」が貢献しているとする研究成果が発表された。監督役の鳥が巣作り中の鳥を監視し、怠け者を見つけては罰を与えているというのだ。 この研究はナショナル ジオグラフィック協会の支援を受けて実施されたもので、米コーネル大学鳥類研究所のギャビン・レイトン氏らが、2016年3月16日付の学術誌『PLOS ONE』に論文を発表した。 巨大巣には共用部と個
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