米ファストフードチェーン大手マクドナルドが29日発表した第3・四半期決算は、世界既存店売上高が予想以上に減少した。米国で2020年撮影。(2024年 ロイター/Andrew Kelly/File Photo) [29日 ロイター] - 米ファストフードチェーン大手マクドナルド(MCD.N), opens new tabが29日発表した第3・四半期決算は、世界既存店売上高が予想以上に減少した。数年にわたる値上げで離れた顧客を呼び戻すためにプロモーションを強化したにもかかわらず、主要市場全体で客足が減った。 LSEGがまとめたデータによると、第3・四半期の世界売上高は1.5%減と、アナリスト予想平均(0.72%減)以上に落ち込み、減少幅は4年ぶりの大きさとなった。 欧米や中国で価格に敏感な消費者が自炊する機会が増えたことなどが影響している。 需要低迷を受け、ファーストフードチェーンは特に低所得