外国人の収容の在り方を見直す出入国管理法の改正案をめぐり、政府は、おととし廃案となった大枠は維持しつつも、収容を続けるべきか3か月ごとに検討する制度を修正点として盛り込み、長期化を避けようという法案を通常国会に提出する方向で調整しています。 おととし政府が提出した外国人の収容の在り方を見直す出入国管理法などの改正案は、野党側が改正内容が不適切だなどと批判し、収容施設での死亡事案も重なって廃案となりました。 この改正案について、政府は一部を修正したうえでことしの通常国会に再提出する方向で調整しています。 具体的には、 ▽難民申請中は強制送還が停止される規定について、申請を繰り返すことで送還を逃れようとするケースがあるとして、3回目の申請以降は原則、適用しないことや、 ▽退去するまでの間、施設に収容するとしていた原則を改め、入管が認めた「監理人」と呼ばれる支援者らのもとで生活することを認めるこ
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