大坂なおみ選手がフレンチオープンテニスを棄権したことが大きな記事になって様々なメディアを飾っています。世界ランキング2位、世界で最も稼いでいるテニスプレイヤー、さらに最近では人種差別反対運動にも声をあげて注目を常に浴びる政治的な存在にもなっていました。その彼女が記者会見を受けたくないと言って拒否したことが、彼女はわがままだという批判を生み、プロフェッショナルにあるまじき態度という冷たい視線も浴びています。一方、逆にそんな彼女を応援する声もあります。 With Her Candor, Osaka Adds to Conversation About Mental Health そんな2派に分かれる声の中で、ニューヨークタイムズのアラン・ブリンダー(Alan Blinder)による記事「大坂の正直さによって、メンタルヘルスの話ができるようになった」は私には賛否両論を突き抜けた優れた記事に感じら