私の母(故)は1940年生まれ,私は76年生まれですので,私は母が36歳で産んだ子どもということになります。当時では,立派な「晩産」の部類です。 40年以上の時を経た現在では,40歳を超してからの出産も珍しくありません。40歳以上の母から生まれる子は増えていますし,全出生児に占める割合も然り。厚労省の『人口動態統計』から,ラフな変化を跡付けてみると,以下のようになります。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html ネットでは1980年の資料から見れるようですので,この年次からの5年間隔の推移を作ってみました。 少子化で,生まれる子どもの数は減っています。1980年では158万人でしたが,2016年では100万人を切っています。しかるに,40歳以上の母から生まれた晩産児は増えています。1980年に比して8倍近くの増加です。 その結果,晩産児の割合