北朝鮮は「実験凍結」、米国は「核放棄が前提」 3月8日、トランプ大統領が、北朝鮮が韓国を通じて申し入れていた米朝首脳会談を受け入れる意向を示した。「米朝直接対話へ」という大きなニュースに、北朝鮮の核・ミサイル開発で緊迫していた米朝関係に、和解を期待する声が高まっています。 たしかに米朝首脳が直接対話するというのは、和解の可能性を秘めているわけで、期待するのは当然ですが、実際の米朝の言動をみると、いまだに両国には隔たりがあり、和解を期待させるような状況の変化はありません。 メディア報道では「アメリカは核放棄ではなく、米本土に届く核ICBMの放棄だけで手を打つだろう」とか「北朝鮮は制裁で根を上げ、本気で核放棄を決意したのだろう」などといった憶測が飛び交っています。可能性はいろいろありますので、そうした仮説を検討するのもいいですが、首脳会談開催に合意したことだけで、「米朝ともに和解に方針転換した
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