中国・広東省東莞市で警察に拘束された、性労働者とみられる女性(2014年2月9日撮影、資料写真)。(c)STR / AFP 【12月29日 AFP】中国の議会は28日、性労働者やその客を起訴せずに、警察が最長2年間拘束できるとした「拘束と教育」による処罰制度の廃止を決定した。国営新華社(Xinhua)通信が報じた。 【あわせて読みたい】フランス初、パリでセックスワーカーの祭典 30年近く続いたこの制度は、教育とはほぼ無関係だったと批判されている。 アジア地域で社会的に阻害された人々の支援を行う非政府組織(NGO)「アジア・カタリスト(Asia Catalyst)」で弁護・政策・調査の主任を務めるシェン・ティンティン(Shen Tingting)氏は、「性労働者たちは施設内で強制労働、性感染症検査の強要、屈辱や身体的な暴行を受けるなどの警察の暴力にさらされてきた」と述べ、この制度の廃止は「非