ウクライナ軍の攻撃で破壊されたロシア・クルスク州スジャの建物。同州知事のテレグラム投稿より(2024年8月6日提供)。(c)AFP PHOTO / GOVERNOR OF KURSK REGION 【8月8日 AFP】ウクライナ軍は6、7の両日、ロシア西部クルスク(Kursk)州に大規模な攻撃を仕掛けた。ウクライナ側からの越境攻撃としては、ここ数か月間で最大規模となった。 ウクライナ軍の戦車や装甲車、歩兵は6日朝、ロシア領内への進攻を開始。クルスク州は7日夕、非常事態を宣言した。 ロシア側は、同州に部隊を増派するとともに、ウクライナ軍を撃退するため砲爆撃を開始したとしている。 詳細な状況は不明だが、ロシアの一部軍事ブロガーは、ウクライナ軍は国境から約8キロの地点にある集落スジャ(Sudzha)に到達し、砲撃を浴びせていると伝えている。 人口約5000人のスジャには、欧州にまで延びるガスパイ