女子高生のレインコートを狙って窃盗を繰り返していたとして、兵庫県警たつの署は11日、窃盗容疑で兵庫県たつの市揖保川町のアルバイト、中谷直樹被告(30)=窃盗罪などで起訴=を神戸地検龍野支部に追送検し、捜査を終結したと発表した。中谷容疑者は約6年間で少なくとも約50着の盗みを繰り返していたとみられ、「女子高生のレインコートに興味があった」と容疑を認めている。 送検容疑は、平成19年1月ごろから今年5月ごろまでの間、同市や太子町のスーパー駐輪場などで、計43回にわたって、自転車の前かごなどにあった高校生のレインコート計約45着などを盗んだとしている。 中谷容疑者は同市のスーパー駐輪場で23年1月、当時高校生だった女性の自転車前かごからレインコート1着を盗んだとして、今年5月に窃盗容疑で同署に逮捕された。一部のレインコートをインターネットオークションなどに出品していたという。落札者がレインコート