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古書と斎藤昌三に関するkitokitokiのブックマーク (2)

  • 日本の古本屋 / 自著を語る  『斎藤昌三 書痴の肖像』

    好きなら、誰しも斎藤昌三の名前はご存じだろう。いまも高額の古書価で取り引きされることの多い「ゲテ装」を作った人として知られている。書でもゲテ装の一部はカラーページを設けて紹介しておいた。ゲテ装とは通常、造りでは使わない酒ぶくろ、蚊帳、竹皮、風呂敷といった実物をそのまま装幀に使用した、風変わりなのこと。番傘の油紙で装幀した昌三の著書『書痴の散歩』を前にした民俗学者の柳田國男が「下手もの趣味もここまで来ては頂上だ」と洩らすと、この言葉を気に入った昌三は、こうしたを自ら「ゲテ装」と称した…..という話も、「日の古屋」のメルマガ読者なら先刻ご承知かもしれない。 ならば、そんなゲテ装を数多く作った書物展望社社主にして名編集者の斎藤昌三とはどんな人物だったのか。一旦調べはじめたら、出てくるわ出てくるわ、これまで知られていなかった出版史・文学史・趣味歴史のエピソードが山のよう

    日本の古本屋 / 自著を語る  『斎藤昌三 書痴の肖像』
  • 『斎藤昌三 書痴の肖像』(晶文社) - 著者:川村 伸秀 - 鹿島 茂による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    明治・大正・昭和を生きた斯くも面白き出版人!風変わりな造でいまなお書物愛好家を魅了し続けている〝書物展望社〟――その仕掛け人・斎藤昌三の人物像と彼をめぐる荷風、魯庵、茂吉、吉… 明治・大正・昭和を生きた 斯くも面白き出版人! 風変わりな造でいまなお書物愛好家を魅了し続けている〝書物展望社〟――その仕掛け人・斎藤昌三の人物像と彼をめぐる荷風、魯庵、茂吉、吉野作造、梅原北明ら書痴や畸人たちとの交流を描き出し、日の知られざる文学史・出版史・趣味歴史に迫った画期的労作。 今では貴重な傑作装幀の数々をカラー頁を設けて紹介。詳細な年譜・著作目録も付す。 地下水脈的ネットワークの中心にいた奇人歴史にはときとして人物交差点のような人が現れる。その人自身の業績もさることながら、親しく付き合ったり反目したりした人たちがあまりに多彩なので、この人物交差点を中心に据えた「交際事典」のようなものをつく

    『斎藤昌三 書痴の肖像』(晶文社) - 著者:川村 伸秀 - 鹿島 茂による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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