すかいらーく再上場 MBOの損得勘定 「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」など約3000店舗を運営する「すかいらーく」が、本日(10月9日)東証1部に再上場しました。 2006年9月に業績悪化を理由に経営陣によるMBOで上場廃止となって以来8年ぶりの再上場です。 「すかいらーく」(コード3197)の本日終値は、公募・売り出し価格・1株=1200円を下回る1143円で、時価総額は2219億円となりました。外食産業では日本マクドナルドHDの3472億円に次ぐ「大型上場」となります。 MBOの定義は「経営陣が上場企業を買収して非上場とし、株式市場や一般株主の意向を気にせず思い切った経営を行って企業価値を向上させ、しかる後に再上場させて大きな投資収益を上げるもの」と考えられています。 「すかいらーく」はMBOから8年かけて再上場したので、さぞかし企業価値が向上したはずですが、実際はどうだったの