「A/Bテスト」が、Webサービスの最適化技法として人口に膾炙して久しい昨今ですが、それでもなお、個々の施策実行時にはいろいろと迷うことがあります。たとえば: 有用なテスト結果を得るためにパターンをどのような基準で用意すればよいのか テスト結果の統計的有意性をどのように検定すればよいのか 個々の改善がそれぞれによかったとしても、それらが局所最適に陥らないためにはどうしたらよいのか といったあたりが挙げられます。(2)については純粋に技術的な問題なので、ここでは議論しません。問題にしたいのは(1)および(3)についてです。ひとまず、いまのところ僕が思う一番大切なことをひとつだけ述べておきましょう。それは: 「それに対してなんらかの肯定的/否定的意見のあるパターンをテストする」 ということです。どういうことか。 視野狭窄的なA/Bテスト A/Bテスト、あるいは同様の最適化技法については、かつて
Ruby on Railsで作ったWebサービスからPayPalや海外の決済サービスを使う場合、そのサービス固有のAPIを使わなくても Active Merchant を使うと、簡単に信頼性の高い決済を組み込めます。 Active Merchant の使い方は 以下の3つのRailsCastを見るのが一番良いと思います。 #144 Active Merchant Basics - RailsCasts #145 Integrating Active Merchant - RailsCasts #146 PayPal Express Checkout - RailsCasts RailsCastを見て、サンプルコードを動かすのは簡単です、またサンプルは Rails2.2.X用ですが Rails 3.0.X でも少しの修正で動かせました。 ところが、テスト用に PayPal を使おうとしたので
2013.04.30 ActiveMerchant を使ってPayPal Express Checkout の与信取得と回収機能を導入する どうも、shibuso です。前回「PayPal のSandbox に挑んでみた」を書きましたが、今回はRuby のライブラリ「ActiveMerchant」を用いてPayPal Express Checkout に対応した大まかな流れをまとめてみたいと思います。GitHub にあるActiveMerchant のWiki からリンクが張られているCody Fauser - PayPal Express Payments with ActiveMerchant (以降Cody Fauser と呼びます)を参考にしました。順番も基本はこれと同じです。 注: Cody Fauserはその後閉鎖しました。 この記事を読むにあたって、前提条件としてある程度Ra
どうも、shibuso です。仕事上PayPal を使うことになったので、Ruby とPayPal API を使って課金周りを実装しました。その時Sandbox を使うのに苦労したので、今回はそこら辺をまとめたいと思います。需要があれば実装の話も書こうかと思いますが、それはまた別の機会に。 (追記:書いてみました、こちらも参考にどうぞ「ActiveMerchant を使ってPayPal Express Checkout の与信取得と回収機能を導入する」) まず、PayPal でアカウントを作成しましょう。日本語のトップページから新規登録で作成出来ます。このとき、パーソナルを選んでも問題ありません、私はパーソナルでSandbox を準備しました。 一通り埋めて新規登録を完了させたら、今度はPayPal Developer にアクセスします。このページの右上が「Log In with PayP
はじめに ドットインストール はひとつの動画短くて移動時間とか見るのに便利そうなのですが、オフラインで見る方法が用意されてないので、レッスンの動画をまとめてキャッシュしてオフラインでも見られるiPadアプリを書きました。(AppStoreとかに出すことはないので、各自ビルド) azu/DotChairsPlayer 機能 WebViewでドットインストールを開く機能 レッスン一覧ページで右上のボタンを押すと、そのレッスンの動画をまとめてキャッシュする(一瞬固まったようにみえるのは手抜きのため) キャッシュした動画をiOSのプレイヤーで開く機能 ぐらいの機能しかありません。 バグ Youtubeの動画本体のURLを取得するのにhellozimi/HCYoutubeParserを利用しているのですが、 何故かこれ経由で取得した動画が縦半分に別れて二重に表示されたりすることがあります。(ストリー
ドメイン駆動設計の定番書 問題解決にフォーカスした設計パターン 「この本は、思慮深いソフトウェア開発者全員の必携書である。」 ---Kent Beck 氏推薦 「Eric が見事にとらえたのは、熟練のオブジェクト設計者が常々用いてきた設計プロセスの 一部でありながら、グループとして見ると、この業界の他の人々へうまく伝えられずにいたものだ。 これまで我々は、この知識を断片的には提供してきた。 しかし、ドメインロジックを構築するための原理をまとめ上げ、体系化したことはなかった。 本書は重要である。」 ---『Enterprise Java Programming with IBM WebSphere』の著者 Kyle Blown氏 推薦 ソフトウェア開発コミュニティでは、ドメインモデリングがソフトウェア設計の中心であることが広く認められてきています。ドメインモデルを通して、ソフトウェア開発者は
数日前@naoiwata師匠に「JavaScriptにパターンマッチってないですよね?」って聞いていたら「Underscore.jsならあるかも」みたいなことをそそのかされたので少し触ってみた。 Underscore.jsは関数型プログラミングをしたい人のための軽量ライブラリだという認識でだいたい良いと思います。最近、「JavaScriptで学ぶ関数型プログラミング」みたいな本も出ているみたいで、ちょっと中身みたけどUnderscore.jsの使い方ぽい感じの本だったので興味ある人は読んでみるといいかと*1。 ちなみに僕が求めているパターンマッチは文字列の正規表現ではなくて、関数型言語でいわれるようなパターンマッチ。Gaucheのutil.match的なやつ。 で、とりあえずUnderscore.jsなんぞということでバーっとひと通りみてみた。 Underscore.js だいたい大きく6
http://tech.taskrabbit.com/blog/2014/02/11/rails-4-engines/ 3 comments | 0 points | by WazanovaNews ■ comment by Jshiike | 約5時間前 TaskRabbitは、modelが100+におよぶ単一のRailsアプリと、APIを介して複数のRailsアプリの構成にしたプロダクトを経験し、今回UKのプロジェクト で、複数のRails Engines を利用したアプリの開発に取り組んだ事例を紹介しています。 サンプルアプリはこちら。 APIを介した複数アプリの構成の場合、アプリをまたがるリリースが問題になる。一つのコードベースのときよりも遅くなる。各アプリに必要なgemがバージョンの問題で果てしなくコンフリクトがおきる。結合テストが相当大変。一方、複数のRails Engin
業界動向の経済情報を提供するユーザーベースは2月17日、同社の運営する経済専門家キュレーションニュースアプリNewsPicks内で有料購読オプションを開始する。 定額料金は月額1500円で、購読が可能になる情報は週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、Dow Jonesビジネスニュース(ウォールストリートジャーナル紙コンテンツ一部含む)、Longine(ロンジン)、薬事ニュース、日刊自動車新聞、日刊鉄鋼新聞、日本食糧新聞の8媒体となる。 ただし、上記媒体が配信する全ての有料情報が対象ではなく、ユーザーベースサイドで厳選した情報のみとなる。各紙の配信する本数や範囲、配信時間等の詳細はこちら(リンク先はPDF)を参照されたい。また、これまで無料で提供されていたニュースは引き続き継続して利用が可能になっている。 NewsPicksについてはリリース時にこの記事にて紹介させていただいた。 専門家コメントに
最近、ドメイン駆動設計ってどうやって実践すればいいかなーという質問をよくされるので、この記事が満額回答にはならないと思いますが、書いてみたいと思います。 シンプルな問題はトランザクションスクリプト、いわゆる手続き型で対処できます。問題が小さいのでコードは直接的でわかりやすくなる傾向にあります。 とはいえ、世の中の問題はシンプルなものばかりじゃない。複雑な問題もある。DDDの著者であるEric氏は、複雑な問題はドメインモデルを使って対処すべきと説く。 ドメインとは問題の領域とか知識の範囲をいうのですが、DDDはそのドメインにある概念をモデル(ドメインモデル)として定義して、さらに実装として紐付けていく設計手法です。 モデルクラスは概念ありき 例えば、電車にまつわるドメインというので考えたとしたら 電車 乗客 駅 ダイア などの概念が登場します。 現実世界に限った話ではなく、仮想世界でもドメイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く