正規表現には色々な方言があり、微妙に食い違っていて困ります。とはいえ、「.」(ピリオド)、「*」(アスタリスク)、「+」(プラス)などの典型的なメタ文字はさすがに共通ですがね。 「または」、「どれか」を意味する「|」(縦棒)や、グルーピングの「(」と「)」(丸括弧)などもたいていの方言で使えます。が、Emacasの場合、縦棒や丸括弧は「\」でエスケープする仕様となっています。「『空白またはタブ』の1回以上の繰り返し出現」は、( |\t)+ ではなくて、\( \|\t\)+です(([ \t]+ と書くこともできます。このほうが簡潔でいいですね。))。さらに悪いことには、Emacsにはスラッシュを使った正規表現リテラルがないので、正規表現を文字列として記述します。文字列リテラルにおける「\」のエスケープが重なり、次のようなことになります。 (setq re "\\( \\|\\t\\)+")