1960年代にはすでに一眼レフは普及してきており、その代表的な大衆機は、 現在でもよく中古を見る PENTAX SP であるのだが、プロ用の最高級機としては 当時ではやはり NIKON F (1959) があげられるであろう。 しかし、そのNIKON F も元々はレンジファインダーの NIKON Sシリーズを ベースとしており、シャッター速度(最高1/1000秒までしかない)や、シャッターボタン の位置(だいぶ後ろよりになっている)、あるいは煩雑な底蓋式のフィルム交換、 さらに露出計を持たない(注:フォトミック・ファインダーは使用可能)事などで 改良が求められていた。 当時のフラッグシップ(=最高級機のこと)の開発サイクルは10年に1度程度で あり、たとえばニコンであれば F(1959),F2(1971),F3(1980),F4(1988).F5(1996) F6(2004) となる。 確
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