本調査研究は,今後の子どもたちへの図書館サービスのあり方,また近い将来の成人向け図書館サービスのあり方を考えるための基礎資料とするべく,堀川照代・島根県立大学短期大学部教授を中心とする研究会を組織して,実施した。 本調査研究では,統計データをもとに,子どもの情報環境の現況を整理するとともに,青少年関連機関が実施した先行調査,図書館情報学・教育工学・教育学・心理学・社会学の各分野の先行研究をレビューし,子どもの情報環境を巡る論点を調査した。また,子どもの読書活動推進,情報リテラシー教育,有害コンテンツ対策の3トピックについて,近年の日本の政策動向をレビューした。さらに,これらを背景とした学校・図書館・博物館等の注目に値する動きも紹介している。 PDF版はこちら[約11MB]
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