日本で教科書のデジタル化に積極的なのは、実は教科書を作っている会社だ。しかし、電子化された教科書を、先生が使いこなせないかもしれないという不安材料もある。 電子教科書は、すでに世界のトレンドとなりつつある。ウルグアイでは完全移行済み、米国も州によっては移行済み、フランスが今年完全移行、シンガポールが来年、韓国が2013年に完全移行する中で、日本は早くても2015年、遅ければ文科省の計画通り2020年から完全移行となる。 確かに日本は導入に関しての立ち上がりが遅れてはいるが、しかしそこはスケジュール感だけで考えていいものでもない。まず教科書を電子化することのメリットが、他の国にはあるという事情を理解する必要がある。 一般に欧米の教科書はハードカバーでものすごく頑丈にできているので、1冊1冊がものすごく重い。また教科書も国費負担ではなく私費負担の国も少なくない。新品を買うにしても高いし、それに
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