ChatGPTのリリースから1年以上経過した現在も、大規模言語モデル(LLM)の能力を活用し、自社やユーザー向けに価値を提供できている人や企業はごく一部に限られている。このセッションでは、株式会社セクションナイン代表取締役CTOでありChatGPT Community(JP)主宰の吉田 真吾氏、ネクストスキル合同会社の大嶋 勇樹氏、株式会社Pictoriaの阿部 由延(サルドラ)氏、合同会社HOHOの波々伯部 潤氏、ZEN Architectsの三宅 和之氏が登壇。ChatGPTから実際に成果を出しているパイオニアとも呼ぶべき5名が、自身の経験や具体的な取り組み、今後の展望について語り合った。 ChatGPTがもたらす業務効率化の実例 まずは冒頭、「ChatGPTによって効率化が進んでいるのは、どのような業務分野や産業分野か」との問いが司会者によって投げかけられた。 「ChatGPTをコン