18日の衆院選公示前に迎えるお盆休みの間、あいさつ回りや街頭演説などを自粛する動きが県内小選挙区の立候補予定者陣営に目立っている。「家族や親類の集まりを邪魔したくない」との配慮があるためだ。半面、知名度を少しでも高めたい新人を含め、選挙ムードを維持しようと時間帯を工夫して活動するという陣営も。票が増えるのか減るのか、初めて衆院解散と公示までの間にお盆を挟む衆院選ならではの悩みのようだ。 「親せき一同が楽しんでいる所で、(マイクで)ガーガー言っても…」。社民党のある陣営は、13日午後から15日まであいさつ回りをやめるだけでなく、街宣車も走らせないと決めた。お盆行事が立て込み、スタッフが集まりにくい事情もあるという。 「休んでいる余裕はない。ミニ集会は開きたい」としていた自民党のある陣営も、「やはり(集まる人たちに)迷惑になりかねない」と断念。民主党立候補予定者の後援会幹部も「お盆中の駅前